まず、失業保険とは何なのでしょうか?

会社を辞めた後、「しばらく失業保険で食いつなぐしかないなぁ」
といった感じで、よく聞く言葉ではあります。

しかし、正確に説明できる人は意外と少ないです。

こんな感じで理解があやふやだと、思わぬところで損をしたり、
身に覚えのない責任を追及されたりします。

損をするというのは、例えば
「もらえるはずのお金がもらえなかった」
といった場合。

身に覚えのない責任を追及されるのは
「再就職したのでハローワークに行くのを止めたら、不正受給に該当すると言われ呼び出された。」
といった場合です。

話を戻して、「失業保険とは何なの?」について説明しましょう。

ざっくり言うと、退職した方が、再就職活動に専念できるように、
当面の生活費が支給される制度、です。

支給されるお金そのものを指すこともあります。

この失業保険、実は正式名称ではありません。
正式名称は、「雇用保険の基本手当」です。

昔は失業保険が正式名称でしたので、その方がしっくりくる人が多いようです。
当サイトでも、なじみがある名称を使っています。

正確に書くと専門家っぽくて少し気分がいいのですが、
読む方に伝わらなければ何の意味もないからです。


さて、失業保険は誰にでも支給されるというわけではありません。
もらうには、条件があります。

大きな前提として、「再就職活動のために支給される」お金といるルールがあります。

つまり、会社を辞めれば誰でももらえる・・・という話にはなりません。

再就職活動をする気がない人、再就職活動をしたくても病気などの理由でできない人は、
もらえないことになります。

結婚をして退職し、しばらく働く気がない方も同様、もらうことはできません。

「何か、もらえないパターンが多いなあ。不安になってきました」

ご心配なく。
これらの条件に該当したからといって、即もらえない・・・
といった話にはなりません。

かなりの割合の人が、もらえる条件を満たしていないにも関わらず、
受給しているのです。

良いか悪いかはおいておいて(悪いのですが)、それが現実です。

なぜそのようなことが起きているのか?
これは改めてお話させていただく予定です。

おおまかには、次のように覚えておくとよいでしょう。

失業保険がもらえるのは → 退職した人
            → 再就職するつもりの人


しかし、これだけだと今から会社を辞めようという方の不安は全く消えないでしょう。
他にも、いろいろと気になるポイントが出てくると思います。

「受給条件は?」
「何が再就職なの?自営を始めても再就職になるの?」
「1ヶ月いくらもらえるの?」
といった不安が次々に出てくるものです。

会社を辞めることに慣れている・・・
なんて人は滅多にいませんので、そうした不安が出てくるのは無理もないことです。

次回以降、そうした不安について一つ一つ説明していきます。
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