失業保険をもらっている最中に、病気にかかったり負傷した→入院。

あまり考えたくはないですが、絶対に起こらないとはいえません。

入院するぐらいですから、求職活動はもちろん無理です。
このように入院してしまったら、失業保険は受給できるでしょうか?

突き放すような結論になってしまうのですが、入院している期間は受給できません。

といっても受給権が消滅するというわけではなく、
退院後、求職活動を再開すればまたもらえるようになります。

しかし、長期入院になった場合は気をつけなければならないポイントがあります。

失業保険には、「受給権が、退職後1年間で消滅する」ルールがあります。

なんと入院している間にこの制限にかかってしまい、
受給権を失っている人が現実に存在するのです。

これには対応する方法がちゃんとありますので、しっかり実践しておきましょう。

対応するのは簡単です。
ハローワークで申請すれば済むからです。

「入院した。入院中は求職活動は無理」
と申請すれば、受給権を延長することができます。

1回の申請で延長できるのは1年ですが、延長は繰り返し行えます。
最大で3年までの延長が可能です。
もともとあった期限の1年とあわせて、最長で4年まで伸ばせる計算です。

この延長申請、毎年行う必要がある点には注意が必要です。

「繰り返し手続きするのは手間なので、まとめて3年延長したいです」
気持ちは分かりますが、受け付けてはもらえません。

申請さえしておけば、「もらえるはずのものがもらえなかった」
という悲劇は避けることができます。

しかし、延長できることはほとんど知られていません。
そもそも、失業保険をもらう権利が1年で消滅することすら知っている方はごく少数です。

このため、本来ならもらえたはずが知らない間に期限に引っかかってしまい、
大損する方が後を絶ちません。

普段は気にかけておく必要はありませんが、
もしも失業保険の受給中に入院するような事態が起きたら、
このことを思い出してください。

今回書いたことをおぼろげでも覚えていれば、
「もらえるはずの失業保険がもらえなかった」
という悲惨なことにはならないはずです。
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