退職日が過ぎてしばらくすると、最後のお給料が振り込まれます。
少し在職期間が長かった方は、退職金も振り込まれるでしょう。

その後・・・

当たり前といえば当たり前なのですが、
多くの方は、失業保険に生活費を頼る生活に入ることになります。

失業保険が命綱になる以上、
1日でも早く受給開始したいと考えるのも当然のことです。

しかし、だからといって退職したその日に失業保険の受給手続きをしたい、
というのは無理です。

これは、制度上の制限があるからです。
失業保険の受給申請をするには離職票が必要です。

離職票とは、社員の退職日の後に、
会社がハローワークに申請してようやく発行される書類です。

また、離職票は退職日から10日以内に発行すればよいことになっています。
(この10日すら守らない会社も多いのですが、それは別項目でお話します)

退職日の翌日には、会社員としての身分を失います。
しかし、離職票の発行はまだ先ですから、失業保険の申請は無理です。

このへんは自分の欲求が先走ってしまう方が多いようで、
いろいろと無茶な要求をしたという話をよく聞きます。

中には「失業保険の手続きを有給消化中にしておきたい」
という人までいます(もちろん制度上、不可能です)。

辞める際に残っていた有給休暇を消化するのは全く問題ありません。
しかし、出社はしないまでも身分は会社員のままです。

失業はまだ先の話ですから、失業保険の申請ができるのもまだ先です。

退職日の翌日に「離職票をもらいに来た」などと前勤務先に顔を出す人がいますが、
さすがに迷惑行為です。
« | »