会社を辞めたら、誰でも失業保険をもらう方が良いか、
というとそんなことはありません。

場合によっては、もらわない方が将来的には得になるケースもあります。

今回は、その判断の分かれ目についてお話します。

●ごく短期間に転職できる見込みの場合

短期間に転職先が決まりそうな場合、失業保険をもらわない方がよいでしょう。

なぜかというと、どうせ途中で打ち切られることになるからです。

仮に90日失業保険をもらうケースで、10日分たった段階で再就職した場合、
残りの80日分は当然ですが失業保険をもらうことはできません。

もらい続けていたら不正受給になります。

そして、この80日分の失業保険をもらう権利は再就職時点で消えてしまいます。

再就職手当をもらうという手もありますが、
もともともらえるはずだった額に比べるとそれこそ激減します。

さらに大きなデメリットは、
雇用保険加入期間がまた0ヶ月からのカウントになることです。

雇用保険の加入期間によって「失業保険を何日もらうか」は大きく左右されます。
このため、また0ヶ月からの再スタートというのはつらいものがあります。

「全日数分もらって0ヶ月から再スタート」なら納得もいきますが、
ちょっともらった程度なら「損した」という感覚になる人が多いでしょう。

失業保険をもらうべきか否かの判断は、
「雇用保険の加入期間を持ち越した方が得かどうか」
という点も考慮にいれて行ってください。

追記:

せっかく雇用保険の加入期間を持ち越したにもかかわらず、
ハローワークの職員が通算せずに雇用保険加入期間を計算してしまう場合があります。

こうなると本当の大損ですので、必ず確認すべきポイントです。
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