失業保険を増やす条件のふたつめです。

前回は
「退職前6ヶ月の給料を増やす方法」
で、1日あたりの額をアップさせることができることをお話しました。

今回は、「失業保険をもらえる日数を増やす条件」についてです。

会社を辞めるパターンには2つあります。
ひとつめが自己都合退職。ふたつめが会社都合退職です。

自己都合退職の場合、失業保険は最大でも150日。
しかも180日もらえる方は雇用保険加入20年以上の方と、条件が非常に厳しくなっています。

それ以外だと、90日、120日と分かれます。
多くの方は90日どまりとなるでしょう(120日もらう条件は、10年以上20年未満の雇用保険加入)。

一方、会社都合退職は「辞めたのは、会社の責任」といえるケースが該当します。
そして、会社都合退職の場合は、失業保険が増える条件が大きく変わります。

失業保険の日数が増える条件は、雇用保険に5年以上加入していることと、
自己都合退職の場合に比べてグッと緩くなるのです。

また、最大で330日もの失業保険受給日数がもらえる可能性があり、
非常に有利です。

会社を辞めるとき、それが自分の都合だけが理由なら自己都合退職でも仕方ありません。

しかし、異様な営業ノルマを課されたり、職場で嫌がらせを受けたりといった理由で辞めるのであれば、
会社都合退職を狙っていくべきです。

会社は、社員に辞めてもらいたいときに、ストレートに「辞めて欲しい」と伝えることは滅多にありません。

ほとんどの場合、社員の方から「辞めます」と言い出すように追い込んでいきます。
追い込み方は、ほぼパターンが決まっています。

指導の名を借りた恫喝、嫌がらせ目的の転勤・転籍命令、とうてい実現不可能な営業ノルマを課す、
仕事を与えず職場にいづらくするように仕向ける、などなど。

会社の狙いは明らかなのですが、多くの方は、ここで感情的になってしまい、
「自分から辞めると言い出してしまう」
のです。

そうした行動は数十万から数百万円もの損失につながってしまいますので、何とかこらえてください。

冷静に行動することが、失業保険で損をしない第一条件です。
« | »