失業保険をもらえる期間というと、2種類あります。

ひとつめは、「何日間もらえるか」です。
多くの方が「失業保険をもらえる期間」というとこちらを連想するようです。

ふたつめは、「どのくらい経つと、受給権が消滅するのか」です。
こちらは、意識されている方が少なく、むしろ「そんな期限があるの?」
と驚く人が多いです。

結果として、もらえるはずだった失業保険が期限切れでもらえなくなった・・・
という悲劇が多く発生します。

今回は、ひとつめ「何日間もらえるか」について解説します。

失業保険をもらえる日数は、会社を辞めた理由と雇用保険の加入期間によって大きく変わってきます。
大まかには、次の傾向があると考えて間違いありません。

・自己都合退職よりは会社都合退職の方がもらえる日数が多い
・雇用保険加入期間が長いほど、もらえる日数が多い
・会社都合退職の場合、年齢が高いほど、もらえる日数が多い(例外・60歳を超えると減ります)

これをまとめると、この表のようになります。

少し気をつけていただきたいのが、「雇用保険加入期間が半年以上~1年未満」のケースです。

この場合、会社都合退職した場合は失業保険がもらえますが、自己都合退職の場合はもらえません。
つまり、勤務半年~1年未満で失業保険をもらおうと考えた場合、どうやっても会社都合退職を狙う必要が出てきます。

以前はこの区別がなく、雇用保険の加入期間が半年を超えれば自己都合退職・会社都合退職の区別なく失業保険が出ていました。

このため、古い知識を元にしたアドバイスを受けたり、昔の本を参考にして行動してしまい、
後から「1円ももらえない」ことに気づいて愕然とする・・・という悲惨な事例もあります。

雇用法関連はしょっちゅう改正がありますので、古い知識を元に行動するのは非常に危険です。
ブックオフで購入した100円本を参考にするなど、自分から落とし穴に落ちに行く行為だと考えてください。

次回はふたつめ、「どのくらい経つと、受給権が消滅するのか」についてお話します。
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