誰でも利用できるわけではありませんが、失業保険を60日上乗せする方法があります。

就職が困難な人に限り、失業保険の所定給付日数を全部使い切った後に、さらに給付日数が延びるという、実にありがたい制度です。

名称は、「雇用保険の個別延長給付」。

なかなか就職が決まらない場合や、とにかく可能な限りゆっくりしたい、という人にとっては非常に高い利用価値があります。

しかし、最初に書いたようにこの「雇用保険の個別延長給付」は、誰にでも認められるわけではありません。

まず、退職時の条件で、自己都合退職した人ははじかれます。

対象は、以下の2パターンのみです。
・会社都合退職した
・契約が更新されなかったので退職した(自分で更新拒否はダメです)有期労働者

さらに条件がありますが、この先はさほど厳しいものではありません。
・会社を辞めた日に45歳未満である
・仕事が少なく、就職するのが困難な地域に住んでいる(厚生労働大臣が地域を指定します)

このか「どちらか」を見たしていれば支給条件に該当します。

後は、真面目に就職活動を行っているとハローワークに認められれば、失業保険の所定給付日数が60日(もともとの所定給付日数が270日以上と多い人は、30日だけの延長になります)つくのです。

自分から「個別延長給付してください」と申し込むことはできませんが、熱心に再就職活動をしていることをハローワークにアピールすることで、認められる可能性が高くなります。

個別延長給付を狙う人は、積極的に就職相談などで窓口に顔を出しましょう。

なお、この個別延長給付、本来は今年(平成26年)の3月末で終了の予定でした、平成29年3月31日まで延長されています。

つまり、今から退職する人でも十分に狙えるということです。

「雇用保険の個別延長給付は、平成26年3月31日で終了します」
と未だに書かれているサイトは、情報が古いので無視してください。

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