退職後、失業保険についてあれこれ調べていくと「待機期間」という言葉に出くわすことがあると思います。

この「待機期間」、間違って覚えている人が多いようです。

かなりの割合の人が、待機期間をこのように答えます。↓

「自己都合退職をした場合、3ヶ月間、失業保険をもらえない期間がありますよね?待機期間というのはその期間を指すんでしょう?」

これは、完全に間違いです。

自己都合退職をした人が失業保険をもらえない3ヶ月間は、「受給制限期間」といいます。

待機期間というのは、「求職手続きをした後の1週間」を指します。

そしてこの期間中は、失業保険をもらえる日数にはカウントされません。

解雇などで退職した人が初回の失業保険をもらって「何か金額が少ない」と思うのは、この1週間分がカウントされず、3週間分しか振り込まれないからです。

さて、3ヶ月の受給制限期間が課されるのは自己都合退職をした人だけですが、1週間の待機期間が課されるのは全員です。

会社が倒産した人も、解雇された人も、会社都合退職の人も、自己都合退職の人も、全員この待機期間を過ごさなければなりません。

単純に、何もせずに1週間が経過するのを待てばいいのですが、ここで変に積極的に動いてしまうと面倒なことになります。

待機期間は「失業の状態」を保ったまま1週間を過ごさなければなりません。

そうしないと、失業保険の支給が始まらないからです。

もし、待機期間中に会社に履歴書を送ったり就職セミナーに参加したりすると、「失業の状態ではなかった」ことになります。

その場合でも失業保険の受給資格を失うといった制裁はありませんが、待機期間はまた1日目からカウントし直しになります。

何のメリットもありませんので、待機期間は早々に終わらせるようにした方がよいです。

つまり、求職申し込み後1週間に限っていえば、何もせずに過ごすのがお勧めです。
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