失業保険がもらえないパターンの3つめです。

ちょっとおさらいします。

「もらえないパターン1」で取り上げた失業保険がもらえない人は
「再就職活動をする予定がない方」。


「もらえないパターン2」で取り上げた失業保険がもらえない人は
「公務員、ただし非正規職員は除く」。


さて、このふたつのパターン以外にも、失業保険を受給できないケースがあります。

「独立して、事業をスタートさせる場合」です。
事業を立ち上げると失業保険をもらうことができないのです。

しかもこの場合、売り上げが上がっているかどうかは関係ありません。
売り上げ0であっても、もらうことはできないのです。

仮に失業保険をもらっている最中に事業を立ち上げた場合、
まだ受給日数が残っていたとしてもその時点で支給は打ち切りになります。

事業を立ち上げるという行為そのものが「それ以後は再就職活動をしない」
ということを意味しますから、再就職活動のために支給される失業保険はもう支給しない、
という理屈です。

しかし、「事業を立ち上げたから失業保険はもういりません」
などと正直にハローワークに申告する人は実は多くありません。

ほとんどの人は、そんなことは知らないのです。

正確にいうと、ハローワークでの説明会で必ず説明されているはずなのですが、
まず覚えている人はいません。

このため、「自営業を始めたのに失業保険をもらい続けて、結果として不正受給になった」
という方が後を絶ちません。

不正受給は「知らなかった」といって「知らなかったのか・・・じゃあ仕方ないな」
で許してもらえることではありません。

摘発される割合としてははっきりいって低いのですが、不正受給であることは確かです。

・・・と、こういうことを書くと
「独立してもバレずに失業保険を失業保険をもらい続ける方法を教えて下さい」
という質問が来てしまうのであらかじめお断りしておきますが、隠し通すことはできません。

不正受給をしたのに何もいわれなかった、という人は単に気づかれなかっただけです。
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