前回
「雇用保険の加入期間、通算できる?1」では、
「雇用保険は、複数の会社での加入期間を通算できる」ことを解説しました。

あちこちの会社を渡り歩いている場合であっても、
失業保険で不利な扱いを受けないようにきちんと制度が定められているのです。

まあ、制度はきちんとしていても、ハローワークの窓口であまりしっかり運用されていないのは、
前回お話した通りですが・・・

しかし、雇用保険の加入期間は、必ず通算可能というわけではありません。
一定の条件に当てはまる場合には、通算してもらえないのです。

それでは、具体的に見ていきましょう。

雇用保険の加入期間を通算してもらえないケース1:失業保険を受給した

失業保険を受給した場合、今までの雇用保険加入期間は「0ヶ月」に戻ります。

別の表現をすると「退職~再就職の期間に、失業保険を受給していない」
場合にのみ、雇用保険の加入期間を通算することができる、というわけです。

例:4年勤めた会社Aを辞める予定。前の勤務先会社Bには、3年勤めていた。

・会社Aに入る前、失業保険を受給した → 雇用保険加入期間=4年です(会社Aの勤務期間のみ)
・会社Aに入る前、失業保険を受給しなかった → 雇用保険加入期間=7年です(会社Aの勤務期間+会社Bの勤務期間)


雇用保険の加入期間を通算してもらえないケース2:会社を辞めた~再就職の間に1年以上の空白期間がある

退職してから再就職するまでに1年以上の期間があった場合、
雇用保険加入期間を通算してもらうことができません。

たとえ失業保険をもらっていない場合であっても、通算してもらえない扱いになります。

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