退職後、失業保険の受給を申請したら、
「雇用保険受給資格者証」という書類が手渡されます。

これには、「雇用保険被保険者番号」
という番号が割り振られています。

転職経験がある人でも滅多に意識していることはないですが、
この「雇用保険被保険者番号」はその人固有の番号です。

つまり、転職しても変更されることはありません。

極端な話、十数社の職場を転々としたという人であっても、
「雇用保険被保険者番号」は変わらないままです。

なぜずっと同じ番号を使い続けるかというと、
雇用保険の加入期間を管理する必要があるからです。

失業保険の受給日数は、
雇用保険加入期間に大きく左右されます。

また、雇用保険加入期間は、通算されることがあります。

失業保険の受給をすることなく転職したような場合。
雇用保険加入期間は通算されていくのです。

通算は、「雇用保険被保険者番号」を元に計算しますが、
番号が変更されると計算手順が比べものにならないほど煩雑になります。

一元管理が不可能になり、間違いが頻発することになるでしょう。

このような管理上の必要聖があり、
「雇用保険被保険者番号」はその人固有のものとなるのです。

例外は、いい加減な会社に転職してしまった場合です。

「前の番号がよく分からないから、新しい番号を取ってもらおう」
と会社の人事担当が適当に処理してしまった場合、新しい番号が発行されることになります。
(調べても分からない、ということは考えられませんので、本来なら調査するべきです)

しかしこれも、非常に珍しいパターンです。

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