転職を繰り返す。

これは、あまり良い印象を与えません。
ですので、転職回数に比例して、再就職することが難しくなってきます。

海外だと転職=キャリアアップといった解釈がされることも多いのですが、
日本では転職回数が増えれば増えるほどマイナスになります。

面接で何度も落とされると、「全部正直に言っていたら、どこにも就職できない!」
と考える人も当然でてきます。

そして、履歴書の転職回数を省略するなどの工作に走ってしまいます。

さて、こうやって転職回数を虚偽記載したら、
会社にばれる可能性はあるのでしょうか?

残念ながら、必ずばれます。

正確にいうと、証拠を完全に消すことはできません。
会社がその証拠に気づかない、という可能性はあります。

転職回数の虚偽記載が、どのようなルートから明かになるかというと・・・
年金の記録から分かってしまうのです。

年金手帳には、現在までに加入した年金組合の情報が全部出ています。
その記録を見れば今まで働いた会社が一目瞭然です。

この手のごまかしをして入社すると、
虚偽申告がばれたときに解雇されることがあります。

ネット上の転職関連サイトでは、
「試用期間終了前に退職した会社は職歴に該当しない。だから履歴書に書く必要はない」
といった不思議な記事を書いている人がいますが、大ウソです。

仮に初日で逃げ出した会社であっても、省略できません。
1日での在籍すれば、各種の社会保険に加入しているはずだからです。

といっても、転職回数をごまかして入社しても、
何の問題もなく何年も在籍している人は少なくありません。

人事も、履歴書と年金手帳の記載をいちいち照合することは滅多にありません。

また、仮に気づいても「見なかったことに」することも多いのです。

せっかく入社した社員がいきなり退職したら、
下手をするとまた募集をかけるはめになるからです。

しかし、会社が虚偽申告に気づいていて、「人手不足だから目をつぶろう」といった感じで
見て見ぬ振りをしているだけの場合・・・

「誰かをリストラしよう」という話が出たときには、真っ先にターゲットにされる可能性が高いです。
こちらは不正をしていた以上、反論することもできません。

ほとんどの会社では、経歴詐称は解雇事由になっていますから、
不当解雇で反撃することも難しいです。
(絶対に不可能というわけではありませんが、話が長くなりますのでそれはまた別項で)

会社に弱みを握られると、いつ放り出されても反撃すらできなくなってしまうのです。
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