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国民年金保険料。

退職後は、この支払いも頭が痛いところです。

月額は1万5千円台ですが、無収入状態であれば決して楽に払っていける金額ではありません。

「しっかり払っておかないと、将来年金がもらえないよ」
などと言われても、今日明日の食事の方が重要なのは言うまでもありません。

支払いの優先順位は下の方になりますので、延滞してしまう人も少なくないのです。

「そもそも、将来もらえるかどうかも怪しいのに、そんなもの払えるか!」
という年金制度そのものに対する不信感も不払いに拍車をかけています。

しかし、ほんの数年前なら1年間支払わなくても督促状が1,2回ポストに届く程度だった国民年金保険料の延滞ですが、最近はそんな穏やかな状況ではなくなっています。

まず、延滞してから1ヶ月も経過しない内に督促電話がかかってきます。

発信先は「022-211-7401」「0120-211-231」。
これは、年金機構から委託を受けた業者からの電話です。

間違い電話だった場合にトラブルとなりますので、留守番電話には何も入れない方針のようです。

さて、電話を無視していると、今度は督促状が自宅に届き始めます。

最初は、「ご相談ください」といった文言ですが、回数を重ねると「預金・保険・給与を差し押さえます」という物騒な表現に変化していきます。

それでも無視を続けると、実際に差し押さえが行われます。

差し押さえの優先順位は、預金、その他の財産、給与の順番です。

「失業中で、預金もない。財産もない。もちろん給与もない。失業保険しかない」
という人もいるかも知れません。

ちなみに、失業保険を差し押さえすることはできません。

では安心かというと、そこは逃げ道をきちんと作ってあります。

「失業保険をもらう権利」を差し押さえることはできないのですが、口座に支払われた失業保険であれば、差し押さえることは禁止されていないからです。

このため、入金と同時に持って行かれてしまい、途方に暮れたという話も聞きます。

このように、国民年金保険料の取り立ては年々執拗になってきています。

昔の本やサイトを見ると、「国民年金保険料は延滞しても大丈夫」などと書かれていますが、そのようなことを信じてしまうと痛い目に遭います。

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