さて、前回に引き続き、確定申告のお話です。

前回は
1.再就職せずに年を越した場合、年末調整がされない
2.年末調整がされないと、払いすぎた税金が還ってこない
3.払いすぎた税金を取り戻すためには確定申告が必要
というところまで見ました。

年末調整代わりの確定申告は、さほど難しいものではありません。

基本的には、源泉徴収票に書いてある数字を確定申告の書類にそのまま書き写していくだけです。

国税庁のホームページでは、自動的に確定申告の書類を作れるようになっています。
ここに数字を書き写していくだけで、自動的に税額が計算されます。

実際に申告する前に税額が分かりますから、もし追加で税金を納めなければならないことが分かったら申告しなければ良いだけの話です。

多くの場合、違法でも何でもありません。

「追加で税金を納めることなんてあるの?年末調整なのに」
と思われた方もおられるかも知れません。

会社からもらう給料だけが収入源だった場合は、まずそういったことは起こりません。
もともと、毎月の給料からは税金は多めに引かれているからです。

しかし、副業などを手がけていて別に収入があった場合は話は別です。
確定申告の書類を作成する場合は、そういった副業で稼いだお金は雑所得として必ず記載しなければなりません。

そのときに副業で稼いだお金にも税金がかかります。
戻ってくる税金よりも、新たに払う税金が多くなる可能性もあるのです。

そのときは、申告しない方が得です。
前にも書きましたが、申告しなくても多くの場合は違法ではありません。

しかし、例外もあります。

副業からの雑所得が20万円を『超えた』場合は確定申告をしないと違法になってしまいます。

この場合は、後から見つかると追加で税金をごっそり持って行かれますので、損得関係なく確定申告をしておく必要があります。
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