「失業保険の不正受給、バレる?」
では、証拠を残さずに失業保険の不正受給をすることはほぼ不可能であること、
失業保険の不正受給がバレる一番多いパターンは通報によるものであることをお話しました。

今回は、失業保険の不正受給がバレてしまうもう一つの「ありがちルート」
についてお話していきます。

さて、周りの人たちからの通報以外に、
何のルートから失業保険の不正受給が分かるのでしょうか?

それは「バイト先の会社から」です。

会社は、賃金台帳と呼ばれる書類をハローワークに毎月提出します。
ざっくり言ってしまうと「○○という名前の社員に、●●円の給与を支給しました」と申告するわけです。

失業保険の受給状況と、給料の支払い記録が両方、
ハローワークに提出されているという状態です。

これで不正受給が明るみに出ないはずがありません。

再就職した → あと1ヶ月失業保険があるから、再就職を黙って残りの失業保険をもらってしまおう・・・
こう考えてハローワークに再就職したことを黙っていても、分かってしまうのです。

理由はご説明した通り、会社は賃金支払いの記録をハローワークに提出するからです。
「仕事をしていないはずの失業保険受給者が、会社から給料をもらっている」
という状況はもうそれだけでアウト。不正受給です。

ハローワークから呼び出しを受け、不正受給について追及された・・・
というのは、ほとんどの場合この流れで失業保険の不正受給を捕捉されています。

何とか、失業保険の不正受給を捕捉されないで済む秘策はないのか?
お気持ちは分かりますが、ありません。

人手が足りなくて見過ごされる、ということはあるかも知れませんが、
証拠を完全に残さずに失業保険の不正受給をすることは不可能なのです。

といっても、不正受給がバレる → 即、3倍返しを命じられる
という訳でもありません。

不正受給を捕捉されることと、
不正受給認定されて失業保険の3倍返しを命じられることの間には大きな壁があります。

「失業保険を不正受給していることは捕捉されている」しかし、
「手が回らないから見逃されている」
という人は意外と多いのです。

1回やったが、バレなかった。味を占めて失業保険の不正受給を何回も繰り返す・・・
こんな油断をしていると、思わぬ時期にハローワークから不正受給を指摘されても全く不思議ではありません。

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