「失業保険の不正受給に該当しないだろうか・・・」
これは、多くの方が心配される部分のようです。

本当に多くの質問をいただくからです。

不正受給をしてもばれないマジック・・・
といったものは残念ですが、私も持ち合わせてはいません。

「不正受給をしてもハローワークに分からない方法」
などない、ということは再三お話してきた通りだからです。

しかし、
「失業保険の不正受給にならない限界のラインを教えてください」
というご要望になら、ある程度お応えすることは可能です。

「給付制限期間がついて、失業保険が3ヶ月出ません。この3ヶ月の間は、アルバイトでお金を稼いでも問題ないのですか?」
これも、よくいただくご質問です。

結論から先に述べます。
短期バイトにたまに行く分には、何の問題もありません。

失業保険をもらいたいという希望がある場合、雇用保険への再加入は避けなければなりません。
このため、雇用保険への加入義務が発生しない範囲の労働時間にする必要はあります。

具体的には、週20時間の労働時間がそのラインにあたります。
週20時間以上働く場合、そのアルバイトは1ヶ月以内に辞める計画で始めてください。
もう少し正確にいうと、30日以内に抑える必要があります。

31日以上の雇用見込みがあると、雇用保険への加入義務が発生するからです。

:週20時間以上の労働
・31日以上継続して働く見込みがある
このふたつの条件に両方該当してしまうと、雇用保険に入る義務が生じます。

労務管理がおろそかになっているタイプの会社だと、
「アルバイトだから、雇用保険にも年金にも保険にも加入させる必要はない!」
という扱いを受けることがあります。

法律違反そのものなのですが、全く無知なのかとぼけているのかは不明です。
しかし、そうした人の下で働くのも、今回に限っては有効な選択肢になります。

雇用保険への再加入は困る、という前提がある以上、
そもそも加入させる気がない会社は逆にありがたいのです。

ただ、この手の企業はトータルで見ると「ブラック企業」に該当することがほぼ確実ですので、
個人的にはあまり近寄らない方がよいと思います。

話を戻しますが、3ヶ月の受給制限期間中のアルバイトについては、次のことを覚えておけば十分です。

・失業保険がもらえるまでの受給制限期間(3ヶ月)中のアルバイトは可能。
・雇用保険への再加入は防ぐ必要があるので、労働時間は週20時間未満、期間は31日未満におさえる

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