失業保険の受給中に収入があった、
ハローワークに言わないと失業保険の不正受給と見なされます。

しかし、あらゆる収入が不正受給に該当するわけではありません。

どういった収入が「不正受給にならない」かというと、
具体的には下記になります。

1.未払いだった給料を後からもらった
2.利息
3.株式の配当
4.保有している不動産の賃料

1.未払いだった給料を後からもらった

未払い給料は、例えば給料日に給料がもらえないことが長く続いたので退職した。
その後しばらくして、もらっていなかった給料をもらった場合です。

この給料は、元はといえば在職中に受け取るはずだったお金です。
単に、支払いが後になっただけの話です。

なので当然、この収入と同時に失業保険をもらったからといって不正受給にはなりません。

・利息

銀行に預けている貯金に利息がついた場合です。

貯金に利息が入金ついたからといって「まずい、失業保険の不正受給をしてしまった!」
などと考える人はいないと思いますが、ご心配無用です。

これが不正受給になるなら、ほぼ全員が失業保険の不正受給になってしまいます。

・株式の配当

株を持っていて、配当金をもらった場合です。

株式の配当も、働いてもらった収入という扱いにはなりません。
このため、失業保険の不正受給にはなりません。

・保有している不動産の賃料

マンションやアパート、土地を人に貸していて賃貸収入を得ている場合。
この状態で失業保険をもらっても、失業保険の不正受給にはなりません。

「何か変じゃないですか?不動産があって収入もある人が失業保険をもらえるなんて・・・」
お気持ちは分かります。

しかし、不動産からの収入も、利息や配当と同じように、
労働の対価として得た収入ではない、と公式に認められています。

このため、賃貸収入があるからといって失業保険の受給資格を消滅させるわけにはいかないのです。

ただし、複数物件に渡って不動産投資をしていて管理会社を設立している場合は、
不動産賃貸業が本業であると見なされ、失業保険を打ち切られる場合があります。

この場合は、失業保険の支給を打ち切られますし、そのまま失業保険を受給していた場合は
不正受給としての責任を追及されます。

どこに分岐点があるかはケースバイケースですが、
「自分が住んでいたマンションを人に貸している」程度なら不正受給になることはまずないでしょう。

もともと自分が居住する目的で保有していた物件で、
投資目的で不動産を購入したわけではないからです。

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