自営業には、失業保険は無縁だと思っている方が多いかも知れません。

確かに、自営業をしていて廃業した場合、失業保険をもらうことはできません。

自営業者は、雇用保険に加入しないのですから給付金にあたる失業保険をもらう資格がないのは仕方ないことなのです。

しかし、自営業でも失業保険をもらえる唯一のパターンがあります。

それが、「サラリーマンを辞めた後、自営を始める場合」です。

これを読んで、違和感を感じた方もおられるかも知れません。

ハローワークで受けた説明では、「自営業を始めた場合は失業保険の支給対象外になるから、その日から後の失業保険を受給する権利は消滅する」という説明を受けたはずだからです。

確かに原則はその通りなのですが、いくつかの条件を満たすことで、自営業に着手していても堂々と失業保険をもらうことが可能になります。

では、その条件とは何でしょうか。

それは、「自営業に費やしている時間を、内職と同程度に抑える」ことです。

失業保険では、内職というのは「1日4時間以内の労働」を指します。

一般的な内職のイメージとは全く異なりますので注意してください。

さて、1日4時間未満の労働であれば、失業保険は引き続き受給することが可能です。

ただし、在職時の給料の8割を超えてきてしまうと、失業保険が減額されるという落とし穴もあります。

また、この抜け道は、あくまで「自営業もやりながら、再就職も視野に入れて転職活動をしている」人に適用されるものです。

自営に専念する場合にはこの方法は使えませんので、注意してください。

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