ハローワークに、失業保険の申請手続きに来ました。

窓口で離職票を見せて「手続きに来ました」と言ってください。
失業保険の手続きに来ました、はあまり良い印象を与えないので避けた方が無難です。

すると、用紙を渡され、必要事項に記入するように指示されます。

失業保険の申請(求職者登録)には、
この書類を全項目埋めていく必要があります。

必要事項で主なものは、下記となります。
・名前
・住所
・電話番号
・今まで勤めてきた業界、職種
・再就職を希望する業界、職種

この中で、対策なしに記入すると長期間にわたってマイナス影響を受けてしまうのが、
「再就職を希望する業界、職種」です。

理由ですが、ハローワークが職業を紹介するとき、
この「再就職を希望する業界、職種」が基準になるからです。

つまり、「再就職を希望する業界、職種」で
職種や業界の幅を狭く指定すると、連動して紹介される仕事も減ります。

これだけならまだ悪影響も少ないのですが、もっと困った問題が起きます。

ハローワークでよいと思った求人募集に応募しようとしても、
「再就職を希望する業界、職種」とかけ離れていると、紹介してもらえないこともあります。

「全然希望している仕事と違うのに、何で応募するの?
失業保険の受給目当て、求職活動の実績づくりが目的じゃないのか?」
と疑われやすいのですね。

ハローワークの業績評価は「どれだけの人が再就職したか」ですから、
「失業保険目当ての求職活動実績作り」に手間を取られることはすごく嫌がります。

さて、ちょっとした記入内容の違いが後々ずっと影響してくるのですから、
「再就職を希望する業界、職種」は、あまり絞り込まず、範囲を広くしておいた方が無難です。

今まで自分がやってきた職種はもれなく書いておきましょう。
仮に、営業は二度と嫌だ!と心の底では思っていたとしても書きましょう。

それに加えて、ちょっとでも興味がある業界や職種も書いておきます。

バラバラに項目が並んでいるとハローワーク職員が首をかしげるかも知れません。

そのときは、このように答えてください。
「実務経験はないが、前からやってみたかった●●(職種)を希望しています。
しかし実務経験なしで就職できるかというと厳しいと思います。無理なら、経験がある○○(職種)で探します」
と言っておけば、それ以上つつかれることはありません。

ほとんどの方が全く意識せずに「再就職を希望する業界、職種」を書いて提出していますが、
「ハローワークが企業に紹介してくれるかどうか?」
はこうした初期対応がその後長期にわたって影響を及ぼします。

ハローワークというと、失業保険をもらいに行くところだ、と考えている人も多いのが現実です。
しかし、本来の目的は「再就職支援」です。

失業保険をもらいたい、という本音はあまり表に出さず、
再就職に対する意識をPRする程度のことはしておいた方が無難です。
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