質問:

失業保険の待機期間中です。

先日、ハローワークの説明会に行ってきました。
「ハローワークに申告しないで働いていると不正受給になりますよ」
「受給額の3倍返しになりますよ」
としつこく繰り返され、かなり不安になりました。

不正受給は、どうやって調べているのでしょうか?
税務署に提出した確定申告などから調べられてしまうのでしょうか?

回答:

不正受給が分かるルートは、第一に周囲からの通報です。

不正受給という自覚がない人がよくやるのですが、近所の人や友人に
「失業保険をもらっているけど、それだけだと生活できないのでバイトしている」
と話してしまうことです。

普段、普通に接している人でも、
そういったことをハローワークに絶対に通報しないという保証はありません。

表面上は仲良くしていても、実は嫌われている・・・
ということはあり得ますから。

少し嫌な書き方になってしまってすいません。

要は自覚があるなしに関係なく「不正受給している」と自分から触れ回れば、
どこからばれてもおかしくない、という意味だととらえてください。

また、確定申告から判明するというのは、理屈の上ではあり得ます。
どちらとも行政期間にデータがありますから、照らし合わせれば不正受給は一発で分かるからです。

ただ、手間と管理コストの面もあり、よほど悪質でない限りそこまではやりません。

ハローワーク職員も余裕がある状態で仕事をしているわけではありませんので、
自主的に捜査まで行うことは滅多にありません。

組織的・大規模な失業保険詐取が疑われる場合に限られるでしょう。

後は、雇用保険に加入したために分かることも多いですね。

雇用保険に加入すれば、それを管理しているのはハローワークですから
当然不正受給していることを隠し通すことは不可能です。


インターネット上で少し調べると、日払いのバイトなら絶対にばれない、
と書いてあるようなサイトも見つかります。

しかし、日払いには日払い専用の雇用保険がありますから、
絶対にばれない、などということは考えられません。

今なら、面接不要の日払いアルバイトなどもありますから、
そうしたアルバイトなら分かりにくいかも知れません。

しかし、そこまでやるくらいなら、
ハローワークに申告してアルバイトした方が精神的にずっと楽でしょう。

確かに、アルバイトをがっつりした日はその日分の失業保険はでません。

しかし、受給できる日数も減りませんから、トータルでもらえる額はキープできるからです。

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