「非正規雇用で働く人が、5年連続で過去最高を更新」

2015年1月28日の、厚生労働省の発表でアルバイトやパート、契約社員など非正規雇用労働者の数が過去最高を更新し続けてる実態が明らかになりました。

非正規雇用で働く人の数は2014年の11月に2,000万人を突破し、なおも増加傾向に歯止めがかかっていません。

一方で、当然の結末ですが正社員の数は減り続けています。

簡単にいえば、「正社員になれる人が減り、非正規雇用で働く人が増え続けている」ということで、多くの方が感覚的に分かっていることが統計でも裏付けられた形です。

ちなみに、正社員の減少は7年連続。
正社員が減った分を非正規雇用で補うという企業側の方針が明かになっています。

日本の全労働者数は2014年11月時点で約5,300万人。
おおまかな内訳は、正社員3,300万人、非正規雇用2,000万人です。

2,013年~2,014年の推移で見ると、正社員が30万人減った一方で非正規雇用が50万人増えています。

この中には正社員だった人が定年退職して、同じ会社に再雇用(非正規雇用)された場合も含まれますが、それを割り引いて考えても若い人が「正社員の椅子」にありつく難易度は上がり続けているといえるでしょう。

なお、2,014年11月の有効求人倍率は1.12倍。
「選ばなければ必ず仕事はある」という状況ではあります。

しかし一方、正社員だけに限ると0.7%程度で、一気に競争率が増します。

「一度正社員を辞めても、次に正社員の口がある保証はない」といえそうです。

会社を辞めたい、退職したいと考えたことがない人はいないと思いますが、
「次も正社員になれるのか?」
「まともな会社への再就職は可能か?」
といった自分の市場価値をリサーチしてから動いた方が安全であることは確かです。
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