転職したら、年金はどうなるのでしょうか?

普通は、転職すれば年金の積立ては継続されます。

しかし、もしもあなたが加入している年金が「確定拠出年金」であれば、話は別です。

確定拠出年金を導入している会社はまだ多くはなく、転職先の企業にはない、というケースも少なくありません。

このような場合、忙しくてそのまま放置してしまう人がかなりの割合に上ります。

しかし、確定拠出年金の場合、積み立てを中止して半年たつと運用も中止されます。

「単なる預金みたいになるだけなら、別にいいのでは?」
と思われたかも知れませんが、運用が中止されたとしても、管理手数料は毎月引かれていきます。

運用中止後の管理手数料は月に50円程度ですが、年金資金である以上長期の運用が前提で、総額になおすと決して無視できない金額になります。

自分の年金が手数料でじわじわ削られていく、というのは気分が良いものではありません。

しかし、気分が良くないどころか、「自分の将来の年金が削られている」ことすら自覚していない人が多数おられます。

2013年度末時点で、確定拠出年金を放置している人が43万5,677人もいると判明したのです。

一方、確定拠出年金の移行手続きをした人は41万8,775人。

なんと、きちんと手続きをした人よりも、しなかった人の方が上回っているのです。

今まで一度でも、確定拠出年金に加入していた覚えのある人はもう一度、自分の年金がどうなっているかを確認されてみてください。

もしかして、毎月管理手数料を差し引かれているだけの状態に追いやられているかも知れません。

こういったことに、いざ年金をもらおうという年齢になってから気付くのは遅すぎます。
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