職業訓練のメリットは沢山あります。

一番は、技能を身につけて再就職に役立てることです。
職業訓練というと、失業保険が有利にもらえる点ばかりが強調される傾向がありますが、
それはあくまでもオマケ的なものに過ぎません。

さて、職業訓練に通うことで本当に再就職に有利になるのでしょうか?

ネットでの情報を集めてみると、
「職業訓練に行くとそれだけで圧倒的に再就職の可能性が高くなる」
「今の会社よりはるかに良い会社に転職できる」
といったことを述べている方が多く見られます。

まるで職業訓練を受けることで人生を逆転できるかのような書き方ですが、
もちろん、そんなうまい話はありません。

といっても、そうした情報が全くのデタラメとも言えないのが難しいところです。

「通うことで、就職に有利になる職業訓練コースがある」
というのが正確な表現になるでしょう。

職業訓練の中には、確かに企業から就職枠を確保しているコースもあります。
しかし、それは「その職業訓練の修了生が、その企業できちんと勤務実績があるから」というのが理由です。

逆にいうと、輩出する人材が今ひとつの職業訓練コースにはこうした求人枠はありません。
また当然のことですが、新設されるなどして歴史が浅い職業訓練コースも、こうしたメリットは期待しにくいです。

再就職の可能性が高くなったり、よい会社の求人枠が割り当てられたりというのは、
あくまでその職業訓練コース次第ということになります。

職業訓練コースの中には、就職実績が今ひとつのものも多くありますが、
再就職活動を有利に運びたい、という希望があるのでしたらこうしたコースは避けるのが無難です。

結局、実績があるコースが有利なのは職業訓練も一般の学校と変わりありません。
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