職業訓練校に入ると、職業訓練が終了するまで失業保険が延長される・・・
今でこそ多くの方に知られることになった「失業保険の延長方法」です。

しかし、こんな単純な手続きであっても失敗する人が後を絶ちません。

なぜかというと、断片的な情報だけで行動してしまうからです。

結果として「職業訓練は受講できても、給付日数は延長されない」という望まない結果を招いた人は少なくありません。

事実上、そのような状態で職業訓練を受け続けるのは不可能ですから選考試験を受けるだけ無駄だった、という結果です。

このような結果となるのは、失業保険の所定給付日数を伸ばすには「ハローワークの指示を受けて」受講するという条件があることを見落としていた人たちです。

ハローワークに何の相談もなしに、自分で職業訓練の選考試験に申し込んだような場合ですね。

また、逆にこの「ハローワークの指示」を勘違いして勝手に戦線離脱していく人もいます。

「職業訓練を受けたいけど、ハローワークから指示が出ないから、受講しても失業保険は延長されないだろう・・・」
と考えて、試合放棄してしまうのです。

しかし、そのような理由で職業訓練をあきらめるのは「自爆」以外の何ものでもありません。

「ハローワークの指示を受けて」というと指示があるまでこちらは動けないような印象を受けます。

しかし、自分から希望をはっきり伝えない限り、そのような指示が降りてくることは滅多にないのです。

簡単にいうと、「こちらが職業訓練の受講を希望する」→「ハローワークが受講を指示する」という流れを作らない限り、指示など出ません。

職業訓練に関する情報サイトの多くが、「ハローワークの指示で職業訓練を受講したら、失業保険が延びる」としか書いていませんので、言葉の印象から誤った解釈をしている人が多数おられます。

法律や行政で使われる用語は、日常で使う日本語とは違うニュアンスであることも珍しくありません。

自分なりの解釈は避けて、内容をしっかりと確認しましょう。
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