「職業訓練を受講すると、失業保険が延長される」
これまで繰り返してきた通り、これが職業訓練の大きなメリットです。

しかし、細かい部分の確認を怠ったことが原因で、このメリットを受けることができず、職業訓練の受講をあきらめている方が少なくありません。

細かい部分というのは、「職業訓練を受講するには、失業保険の受講日数が1日残っていなければならない」というルールです。

職業訓練を扱ったサイトは多くありますが、このあたりの細かい説明をカットしていることも多いのです。

結果、このように思い込む人が出てきてしまいます。
「失業保険が切れる『1日前』に職業訓練に申し込めばよい」。

これは、間違いです。

職業訓練の「開講日」までに失業保険が切れてしまった場合、仮に職業訓練を受講したとしても失業保険の延長は受けられません。

また、「失業保険が1日残っていればよい」というのも正しくありません。

失業保険の受給日数が90日の場合であれば1日残っていればOKです。

しかし、それより多い場合。
180日や210日、240日といった日数、失業保険がもらえる方は「職業訓練の開始日に、失業保険の受給残日数が『3分の1以上』残っていなければならない」のです。

例えば、失業保険の受給総日数が180日の場合は、職業訓練の開講日に60日残っていなければならない計算になります。

・職業訓練の『開講日』に、失業保険の受給日数が残っていなければならない
・失業保険の受給残日数は1日とは限らない。90日以上の場合、「3分の1」は残っている必要がある

このふたつのルールは、漫然と説明を読んでいると勘違いしやすい部分です。

こういった些細なことを見逃したせいで、数ヶ月におよぶ失業保険延長を受け損なったという方は実際にかなりの数に及びます。

この記事を読まれたあなたは、そのような単純な落とし穴にはまらないように注意してください。
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